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ことのは(言の葉)拾い (その9):

 

ある調査風景 ・・・ ミンダナオ島の農地改革地区

 

Chatting after a focus group discussion. Left lady is a local consultant.

 

 

 

Portable Water Supply System (PWS) under construction.

Explanation by the NGO staff about the Project.

Chatting between attendances.

 

 

 

Shibayan at ARC under STARCM project in Mindanao. March 3, 2007

 

もう先月のことになりますが、20073月上旬に、ミンダナオ島の農地改革地区に関して調査に行ってきました。久し振りの地方出張だったので、ちょっと興奮状態。5日間と限られた時間ではありましたが、ダバオを基点に、ミドサヤップ、カルメンなど中部ミンダナオを訪ねました。時間が限られていると、どうしてもその調査の深さというか、自分がどこまでわかっているのか、人の話がきけているのか、ものがみえているのかとか、調査中に、そんな自問がふと頭の片隅をよぎることがあります。

 

いくら気にしたところで、考えたところで、きっと見落としがあるものなのでしょうね。

 

ふと、フィリピン人の友人が教えてくれた言葉を思い出しました。 Better than Nothing

そうだ、あたられた状況のなかで、できることをやるしかない。間違っているかもしれないし、当然、見落としはあるだろうけれども。

 

ものをみるとはどういうことなのか、それぞれの‘リアリティ’をどこまで尊重できるか。最近、そんなことをちょっと考えています。(ブログ版 歩く仲間を参照)

2007420日)

 

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